Prestoには 特に設定せずに使えるテストに加えて、product-testというものが存在します。これは裏でDockerでHadoop, MySQL, PostgreSQL, Cassandra, SQL Serverを立ち上げておいて、そのDBに対してクエリを発行し、テストするものです。各コネクタ内のDBはドライバが提供しているEmbedded Serverを立ち上げられる機能等を利用しています。コネクタ内のDBバージョンとproduct-testのバージョンをあえて分けることで複数バージョンに対する保証にもなっています。例えばCassandraはコネクタ内のテストで使用しているバージョンは2.xでproduct-test内のバージョンは3.xとなっています。 それではMac上での最初の設定方法を書いていきます。シェル上で実行する方法もありますが、一番実行することの多そうなIntelliJ上でのテスト方法について書いていきます。MacとUbuntuとで多少異なる部分もありますが、基本的には同じ流れです。 シェルでの実行方法や最新の情報を見たい場合は こちら をご覧ください。 1 リポジトリ直下でビルド ./mvnw install -DskipTests 2 テスト対象のコンテナを起動 必要であれば全部起動させますが、1個だけでももちろん大丈夫です。 ※SQL Serverを使用する場合は事前にメモリを3.25GB以上をDockerに割り当てておく必要があります。起動する際も容量が空いてないと失敗します。 presto-product-tests/conf/docker/singlenode/compose.sh up -d hadoop-master presto-product-tests/conf/docker/singlenode/compose.sh up -d mysql presto-product-tests/conf/docker/singlenode/compose.sh up -d postgres presto-product-tests/conf/docker/singlenode/compose.sh up -d cassandra presto-product-tests/conf/docker/singl...